
元カノの花嫁姿をSNSで見つけた俺が、自分の言葉を後悔するまで
コラム
写真の耳元にあった小さなピアス
写真を拡大すると、彼女の耳元に小さなパールのピアスが見えました。付き合っていた頃、会うたびに見ていたものです。きれいになったと思ったのに、写真の中に知らないものはほとんどありませんでした。変わったのは彼女ではなく、見ようとしなかった俺のほうだったのだと思います。
お祝いの言葉を打っては消し、謝る言葉も途中で消しました。最後に残った言葉を、そのまま送りました。
「お前が幸せならいいや」
そして...
送ってから、上からものを言うような文面だと気づきました。何とか彼女の記憶に俺が残ればいいという気持ちがあったことは否定できません。
既読はすぐにつきました。それから何度画面を開いても、返信は届いていませんでした。
帰りに買った総菜の肉じゃがを、容器のまま温めました。彼女の作った味と比べようとしても、うまく思い出せないまま箸を進めました。
(30代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)






























