同期の女性も来ると言えなかった俺が、「男だけ」と送る前に思い出していた彼女の返信

コラム

責める言葉のない返信

送ってからの数分が、ずいぶん長く感じました。届いた返信に、責める言葉は並んでいませんでした。

「来てたことより、嘘をつかれたほうが嫌だった」

「先に言ってくれてたら、別に気にしなかったよ」

不安にさせないためと思って送ったメッセージが、いちばん彼女を不安にさせていた。返事を打つ前に、そこだけはごまかさずに認めようと決めました。

「ごめん。次からは女の子がいても、ちゃんと先に言う」

「わかった。気をつけて楽しんできてね」と返ってきて、ようやくグリルの前に戻りました。

そして...

帰りにそのまま彼女の家へ寄り、BBQのグリルを囲む4人の写真を見せました。同期が片付けを手伝ってから車で帰っていったことも、聞かれる前に話しました。

次のキャンプの日程がグループチャットで決まると、彼女には最初にこう送りました。

「今回は同期の女の子も1人来る」

「了解、楽しんできて」と返ってきた画面を、少しの間眺めていました。誰が来るかを先に書くメッセージには、まだ少し時間がかかりました。

(20代男性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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