
「私、朝弱いからそっちが合わせて」毎回集合時間を変えさせる友人→一度だけある予定を優先してみた
コラム
缶コーヒーを持って、先に立っていた友人
当日、改札を出ると、友人は柱のそばで缶コーヒーを手に立っていました。約束の10分前のことです。
「今日は時間どおりだね」
「うん。今日は、ちゃんと来たかったから」
彼女は短くそう答えると、先に歩き出しました。「今日は」と強調した彼女。では、それ以外の日は来たくなかったということでしょうか。
公園のベンチでは、いつも通りの会話が弾みました。仕事の愚痴、夏に計画している海の話、新しく観たい映画のこと。眠そうにしている様子はどこにもありません。
帰り際、改札の前で友人が振り返りました。
「ごめんね、いつも時間をずらしてもらってばかりで」
「今度から、ちゃんと行ける時間を最初に言うね」
私がうなずくと、彼女は改札の中へと消えていきました。彼女から謝られたのは、これが初めてのことでした。
そして...
その後、友人が提案してきた次の集合時間は、以前私が提案していたよりもずっと早い時間でした。当日も、彼女は私より先に到着していました。あの言い訳は、あの日以来1度も届いていません。
いつも眠くて来られなかったはずの彼女が、なぜあの日だけ10分前に来られたのか。理由があるなら素直に話してくれればよかったのに、言えない事情があったのか、それとも私には秘密にしたかったことなのでしょうか。
その理由は、今もまだ聞けていません。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























