
「疑うなら別れよう」と送ってきた彼に、「いいよ」と送った私➡3日後、休憩室で鳴り続けた通知
コラム
既読のまま止まった3日間
彼からの返事は、来ませんでした。
1日目は、来ないなら来ないでいいと思っていました。2日目、彼の物を紙袋に詰め始めたものの、お揃いのマグカップを入れては出し、の繰り返しです。
チャットを開いて、「やっぱり」と打ちかけて、消しました。
ほかに好きな人がいるなら、もう返事をする理由もないのかもしれない。そう思うほど、送ってしまった返事が、取り消せないものに見えてきます。
3日目、仕事の休憩中に通知が鳴りました。
そして...
画面の上に、彼の名前が表示されていました。1件では終わらず、休憩室のテーブルに置いたスマホが続けて鳴ります。文面が目に入る前に、思わず画面を下に向けていました。
3日間、何も届かなかった相手です。別れを念押しするつもりなのか。それとも、ほかに好きな人がいると、今になって打ち明けるつもりなのか。読む前から、悪いほうの想像ばかりが浮かびました。
紙袋に入れては出したお揃いのマグカップが、頭をよぎります。「いいよ」と送ったのは私です。何が書かれていても、受け止めるしかありません。
通知がようやく止まったのは、休憩が終わる5分前でした。冷めたお茶を一口飲んでから、伏せたままのスマホに手を伸ばしました。
別れを切り出したのは、彼のほうです。それなのに、どうして3日間も何も送ってこなかったのか。その答えを、私はまだ知りませんでした。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)





























