
付き合って2年の彼が「髪、切ったの気づかなかった」→切ったのは3か月前。私が冷めていった日
コラム
言いかけて、やめた彼
「切ったの、3か月前だよ」という私の返事に、彼は慌てて言いました。
「ごめん、そういう意味じゃなくて」
彼は何か続けようとして、閉じたノートパソコンのほうへ1度目をやりました。けれど、その先は出てきません。
「いいよ、もう」
私はそう言って、床に置いていたバッグを手元に引き寄せました。責めるつもりはありませんでした。ただ、3か月前の私をこの人は見ていなかったのだと、はっきり分かってしまったのです。予定より早く帰ることにして、玄関まで見送る彼に手だけ振りました。
帰りの電車の中で届いた、彼からのメッセージ。来週は、付き合って2年の記念日でした。
「今日はごめん。記念日、楽しみにしてて」
いつもなら迷わず押していたスタンプは選ばず、「うん」とだけ返しました。
そして...
それから、彼への返信は前より短くなりました。来週の記念日に着ていく服も、まだ決めていません。次に髪を切っても、きっと自分からは言わないと思います。
ただ、1つだけ分からないことが残っています。髪のことを言われたあの日、私が戻る直前まで彼が見ていた画面には、何が映っていたのでしょうか。
(20代女性・販売職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























