
「距離を置きたい」付き合って2年の彼から突然の連絡。1週間後、彼の親友から届いたスクショには?
コラム
帰りの電車を降りたホームで、スマホが短く鳴りました。通知に出ていたのは、付き合って2年になる彼の名前。いつもの他愛ない連絡だと思って開いたのですが、そこに並んでいたのは見たことのない言葉でした。
理由を聞いても返ってこない答え
彼からのメッセージは2通でした。
「急にごめん」
「距離を置きたい」
人の流れから外れてベンチに座り、何度も読み返しました。少し前にも2人で映画を観て、次はどこへ行こうかと話したばかりです。
「え、どういうこと?私、何かした?」
送ってから彼の返事が来るまでに、ホームには電車が2本入ってきて、出ていきました。
「そうじゃない。少し1人で考えたいことがある」
すぐに、私はこう聞き返しました。
「考えたいことって?どのくらい?」
「ごめん、今はうまく言えない」
彼からは、それ以上は返ってきませんでした。何を考えたいのか、どうして私には言えないのか。
止まったままのチャットに届いた、別の名前
それから1週間、彼からの連絡は1度もありませんでした。チャットを開いては、最後の「ごめん、今はうまく言えない」を眺めて閉じる。その繰り返しです。こちらから送るのもやめました。考えたいと言われた以上、急かせば終わりが早まる気がしたからです。
そんなある日の夜、家で開いた画面に表示されたのは彼の親友の名前でした。親友は彼と大学時代からの付き合いで、何度か3人で食事をしたことがあります。連絡先は交換していたものの、個別にメッセージが来たのは初めてでした。
「いきなりごめん。これ、見せるか迷ったんだけど」
その下に、画像が1枚。小さく表示されたそれが、親友と彼のやりとりのスクショだということは、開く前から分かりました。
スマホをテーブルに伏せてから、もう1度画面を表に返しました。
次のページへ
親友のスクショに並んでいた言葉





























