
「あれ、俺が代筆した」彼から届いた長文を何回も読んだ私に、グループで彼の友人が送ってきた一言
コラム
謝罪のあとに届いた、短いメッセージ
グループには何も返さないまま、彼との個別のチャットを開きました。
「あの長文、友達が書いたの?」
メッセージは、しばらく未読のままでした。保存したスクリーンショットを開いては閉じ、既読がついてからも、彼の返信まではさらに時間がかかりました。
「ごめん。書いてもらったのは本当」
その1行のあと、彼からもう1通届きました。
「紙皿を拾いに走ってたのを見てたのは俺。文章にできなくて頼んだ。ごめん」
あの長文とは比べものにならない短さです。何回も読んじゃった、と送った自分の返信までさかのぼり、私はスマホをクッションの下に押し込みました。
そして...
その日のうちに、私は彼にこう返しました。
「次は、下手でもいいから自分で書いて」
彼から「わかった」と返ってきたのは、少したってからでした。
翌日の夜、彼から短いメッセージが届きました。
「鍋のとき、隣に座っていい?」
あの長文の何十分の一の長さなのに、何回も読み返していました。私は「いいよ。隣のほうが、何考えてるか分かるし」と返しました。
あのスクリーンショットは、今も残っています。ただ、口数の少ない彼が、なぜ付き合って1週間であんな長文を送ろうとしたのか。その理由は、まだ聞けていません。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























