
「お前は俺のもの」と言った彼と、私の同僚が電話で話した12分→会社のエントランスで彼が口にした一言
コラム
エントランスでの言い直し
「いつもお世話になってます」
同僚が頭を下げると、彼も慌てて頭を下げました。
「こいつは、俺の」
そこまで言いかけて、彼は口をつぐみます。
いつもの言い方が出かかったのだと、私には分かったのです。
「いや、違うな」
彼は少し考えてから、同僚のほうに向き直りました。
「俺のほうが、彼女に支えてもらってるんです」
同僚は目を細めて、私の肩を軽くたたいてから帰っていきました。
そして...
駅までの道を、彼と並んで歩いたのです。お前は俺のものと言った人が、私の同僚の前でまったく違うことを言った。エントランスで聞いた「俺のほうが、彼女に支えてもらってるんです」が、まだ耳に残っています。彼はずっと前を向いたまま、何か考えているようでした。
あの12分の電話で、同僚は彼に何を話したのでしょうか。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























