
午前2時47分、「ごめん。俺じゃ幸せにできないって、わかってる」と打っていた。ただ、俺のほうは送信ボタンを押してしまった
カップル
午前2時47分
深夜2時を過ぎても眠れませんでした。入力欄に何度も言葉を打っては消しました。「転勤が決まった」「一緒に来てほしい」「遠距離でも続けたい」どれも途中で指が止まる。
結局、送れたのはたった一行でした。
「ごめん。俺じゃ幸せにできないって、わかってる」
本当は全部説明すべきだった。でも理由を話せば彼女は「ついて行く」と言うかもしれない。彼女のキャリアを犠牲にしたくなかった。だから一番卑怯な言い方を選んでしまったのです。
そして...
翌朝、彼女からの着信が何件も入っていました。「昨日のメッセージどういう意味?」というメッセージも。
出られませんでした。声を聞いたら全部話してしまいそうで。
夕方、覚悟を決めて「明日会って話そう」と送りました。転勤のこと。言い出せなかったこと。一緒に来てほしい気持ちと、来なくていいという気持ち。全部、明日話すつもりです。
あの夜、俺が送った「ごめん」の一言には、言えなかった言葉が全部詰まっていました。でも彼女には、理由もなく突き放されたようにしか見えなかっただろう。ちゃんと話せていれば、こんな夜にはならなかったのに。
(20代男性・総合職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























