
「あの店、潰れるの時間の問題だよ」という声を聞いた夜から、私は毎朝一時間早く起きた
ライフスタイル
行列ができた朝
2ヶ月ほど後、見知らぬ番組スタッフから、取材依頼の連絡が届きました。経緯は詳しく教えてもらえませんでしたが、放送後の朝、開店前から店の前に列ができていました。
並んでいる人たちを端から端まで見渡して、胸の奥がじわりと熱くなって、あの夜聞いた声と目の前の光景が、うまく重ならないまま、ただそこに立っていました。
そして...
しばらくして、彼から「見たよ」とメッセージが来ました。私は少し考えてから「ありがとう」とだけ返しました。
あの夜の言葉を、怒りに変えなくてよかったと思います。あの声があったから、一時間早く起きることができたからです。彼が何を感じているかは、聞かないままにしています。
(30代女性・自営業)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























