
彼女の店が全国放送された夜、俺はあの電話が発端だったことを知った
ライフスタイル
放送を見た夜
彼女の店が全国放送されたのは、それから2ヶ月後のことでした。画面の中で彼女が丁寧にパンを袋へ入れる手元を見ながら、俺はあの夜からの流れをゆっくり辿りました。
俺の言葉が友人を店へ向かわせ、友人の話が食関係のライターへ届き、そこから取材へつながった。発端は俺の軽口でした。「潰れる」と言った俺の言葉が、結果として行列を作ることになった。
そして...
数日後、彼女に「見たよ」と送りました。少しして「ありがとう」とだけ返ってきた。その2文字をしばらく見つめて、スマホを置きました。
あの夜、口にした言葉に、今更何を言えるわけでもない。彼女が毎朝積み上げてきたものが、あの行列を作った。それだけは、本当のことだと思っています。
(30代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























