
妻の店を「売れない」と言い続けた俺のスマホに、隠していたものがあった
ライフスタイル
あの夜のこと
閉めようかと相談されたとき、俺は「だから最初から言ってたじゃないか」と言いました。あの瞬間、何か言うべきだとわかっていました。でも「実は売れるようにしてたんだ」と言えば、ずっと否定してきたことへの言い訳にしかならない。そう思ったら、何も言えませんでした。
深夜にソファで眠っていた俺は、妻がスマホを拾い上げる気配に気づいていました。眠ったふりをしたまま、画面が光るのを感じていました。胸の奥がじわりと重くなりました。
そして...
妻がこらえた息を吐くのが聞こえました。しばらくして、布団へ戻っていく足音がしました。
俺はソファの上で目を開けることができなかった。「センスがいい」と思っていたなら、最初からそう言えばよかった。メッセージ一本では、否定し続けた2年間は取り返せないとわかっていました。翌朝、妻は普通に朝食を作っていました。俺には、何も言えませんでした。
(30代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























