
「転校生の親は黙ってて」とPTAで言われた私が、誰もやらない仕事を引き受けた結果
ライフスタイル
一年かけて作ったもの
広報誌の仕事は、想像以上に手のかかるものでした。写真の収集から文章の確認、印刷業者とのやりとりまで、前任者からの引き継ぎ資料はほとんどなく、一から手探りで進めました。周りが助けてくれるわけでもなく、ねぎらいの言葉もほぼありませんでした。
それでも、完成した広報誌を手にしたとき、娘が「ママが作ったの?」と笑顔で言いました。その一言で、胸の奥の何かがやっとほぐれた気がしました。
そして...
年度末の総会で、広報誌の出来を褒める声が上がりました。「担当さん、どなたでしたっけ?」と聞く声が聞こえ、あの副会長が「新しく来た方らしいよ」と答えた声が聞こえた。でも、私の名前を呼ぶことはありませんでした。
黙っていてと言われた私が、誰も発しなかった声で一年間を記録した。それで十分だと、今は思っています。
(30代女性・専業主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部



























