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使い捨て同然で退職した私→機械が止まり、元職場から助けを求める連絡が届いた

コラム

届いた助けを求めるメッセージ

退職から2カ月が過ぎた頃、見慣れた名前の人からメッセージが届きました。元上司からでした。

「工場のメイン機械が止まって、外注業者も手が出せない状態。お願いだから見に来てくれないか」

続けてこうも書かれていました。

「君しかわからない機械だから。助けてほしい」

読んだ瞬間、複雑な感情が押し寄せてきました。あれほど軽く扱われたのに、困ったときだけ頼ってくる。その都合の良さに呆れる一方で、どこか予想していた自分もいました。外注では対応できない。それは、私が誰よりもわかっていたことでしたから。

そして...

私は少し考えてから、返信を打ちました。

「申し訳ありませんが、現在は別の会社でお世話になっています。対応は難しいです」

それ以上は何も書きませんでした。恨み言も、皮肉も必要ないと思ったからです。退職後、私は自分の技術を必要としてくれる会社に転職していました。今の職場では、メンテナンスの重要性をきちんと理解してもらえています。

あの会社がその後どうなったかは知りません。ただ、私はもう振り返るつもりはないのです。自分を大切にしてくれる場所で、これからも技術を磨いていこう。そう心に決めて、私は新しい毎日を歩み始めています。

(40代女性・技術職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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