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「家のことは任せてる」と息子は言った。だから諭したつもりが、恥をかいたのは私だった

コラム

思い違いだった家計

息子の妻は、お茶を一口含んでから私にまっすぐ向き直り、こう言いました。「お義母さん、今うちの家計を多く支えているのは、私の方なんです。」息子が仕事を変えてから収入が減り、彼女の給料で暮らしを支えてきた。それでも息子を責めず、二人で決めたことだと話します。私は持っていた箸を膳に戻したまま、彼女の顔を見つめていました。都合のいいところだけを聞かされていたのは、私の方だったのです。

そして...

集まりが終わったあと、私は息子を呼んで問いただしました。なぜ本当のことを話さなかったのか、と。息子は気まずそうに目をそらすばかりでした。あの場でいちばん肩身の狭い思いをしたのは、黙って受け止めていた彼女だったはずです。私の言葉が古い考えから出たものだったことは、認めなければなりません。それでも、家庭を大切にしてほしいという願いまで間違いだったとは、今でも思えずにいます。次に会えたときは、まず謝るところから始めようと思います。

(60代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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