
「ママがいい」と言われるたび妻に任せていた俺→娘と2人きりの1日で気づいたこと
コラム
娘が妻を求めるなら、妻に任せるほうが早い。俺はそれを娘の希望だと思っていました。自分が面倒な場面から抜けるための言葉になっているとは、考えていませんでした。
公園帰りの玄関で、娘はアイスの棒を握ったまま俺の足にしがみつきました。
娘が選んでいると思っていました
娘は俺によく懐いていました。
休日に公園へ連れて行き、欲しがるお菓子を買えば喜んでくれます。一方で、着替えを嫌がったり、眠くてぐずったりすると、娘はすぐ妻を求めました。
そんなとき俺は、
「ママがいいって言うから」
と妻に娘を渡していました。
娘自身が妻を選んでいるのだから、そのほうが早い。無理に俺が相手をして泣かせる必要もない。
そう思っていました。
結果として、俺が関わるのは娘が機嫌よく笑っている時間ばかりになっていました。
「好きって言われるところだけ」
その日の公園帰り、娘が俺の足にしがみついて言いました。
「パパだいすき」
俺は得意になって妻を見ました。
「ほら、やっぱりパパが好きなんだよ」
妻は娘の靴をそろえながら返しました。
「好きって言われるところだけ、やってるからね」
俺は笑って流しました。
数日後、妻が資格試験で終日家を空けると聞いても、特に不安はありませんでした。
娘と遊ぶことなら何度もしている。1日くらい、どうにかなると思っていました。
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妻へ渡せない「ママがいい」


























