「ママがいい」と言われるたび妻に任せていた俺→娘と2人きりの1日で気づいたこと

コラム

妻へ渡せない「ママがいい」

どうにもなりませんでした。

娘は用意された食事をなかなか食べず、着替えを嫌がり、遊びに飽きると「ママは?」と聞きました。

最初はなだめました。

それでも「ママがいい」と泣かれたとき、いつものように妻を呼びそうになりました。

でも、その日は妻がいません。

そこで初めて、今まで俺が「娘がママを選んでいる」と思っていた場面を、全部妻に頼っていたことに気づきました。

娘が俺では駄目だったのではなく、俺自身が途中で諦め続けていた部分もあったのだと思います。

娘がようやくソファで眠ったころには、部屋は散らかり、洗い物も残っていました。

帰ってきた妻に、俺は言いました。

「1日ずっと一緒って、こんなに大変だったんだな」

妻は何も責めず、うなずいただけでした。

そして...

それから、保育園の準備や娘の身支度もするようになりました。

ある夜、歯磨きを嫌がった娘に、

「ママがいい」

と泣かれました。

以前の俺なら、そのまま妻を呼んでいたと思います。

その日は妻を見ず、娘の前に座ったまま言いました。

「今日はパパとやろう」

しばらくして、「パパきらい」とも言われました。

前なら嫌だったはずの言葉です。でも、好かれる時間だけを選んでいたころより、今のほうが娘の毎日に関われていると思っています。

(30代男性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

HOT ITEM
  • X
  • Line