「今日はもう眠いかも」と送った私に「じゃあ1問だけ」→10日続いた彼の質問、恋愛診断でもしているの?

コラム

「今日はもう眠いかも」。そう送った日も、彼は「じゃあ1問だけ」と質問をやめませんでした。
歯磨きを終えて布団に入ると、枕元のスマホが短く震えました。画面に表示されたのは、付き合って2か月の彼からのメッセージです。それが10日間続く質問の始まりになるとは、思っていませんでした。

届き始めた3つの質問

「寝る前に3つ質問していい?」
いいよと返すと、すぐに番号付きの質問が届きました。
「Q1、苦手な食べ物は?」「Q2、休みの日の過ごし方は?」「Q3、好きな季節は?」
セロリ、カフェ巡り、秋。答えると「ありがとう、おやすみ」とだけ返ってきて、やりとりは終わりました。
翌日も、その次の日も、布団に入るころになると同じメッセージが届きます。休みの日の過ごし方、部屋の明かりは暖色と白のどっちが好きか、好きなおにぎりの具。どれも難しい質問ではありません。
答えるたびに「なるほど」「メモした」と返ってくるのが、少しくすぐったく感じられました。

少しずつ重くなった通知

5日目を過ぎたころから、正直に言うと面倒に感じ始めました。ようやく目を閉じようとしたところで、通知が鳴るのです。
3問とはいえ、真面目に答えようとすると頭を使います。「理想の休日を3つ挙げるなら?」と聞かれた日は、答えを考えるうちに寝落ちしていました。
7日目、私は思い切って送りました。
「今日はもう眠いかも」
少しして返ってきたのは、「じゃあ1問だけ」という一言です。やめる、という選択肢はないようでした。翌日には「昨日の残り2問も、いい?」と届き、その日は5問に答えました。
友人に話すと「恋愛診断でもしてるんじゃない?」と笑われ、余計に分からなくなりました。
10日目、届いたメッセージはいつもと少し違いました。
「今日で最後。28問目と29問目」
最近いちばん笑ったこと、彼に直してほしいところ。2つに答えて送信したあと、いつもならすぐ来る「おやすみ」が、いつまでも届きません。

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