
埼玉出身の彼のメッセージに急に関西弁が→「誰にうつされたん?」と送った私に、彼は何と?
コラム
「今日の定食、ほんまやで美味かった」。使い方の少しずれた関西弁が、彼のメッセージに増えていきます。大阪出身の私の頭に浮かんだのは、彼の同期の名前でした。
休憩中にスマホを開くと、彼から定食の写真が届いていました。その下に添えられた一言を読んで、私は首をかしげました。そこには、これまでの彼が一度も使ったことのない言葉が並んでいたのです。
定食の写真に添えられた一言
「今日の定食、ほんまやで美味かった」
大阪出身の私には、すぐに引っかかる使い方でした。「ほんまやで」は、相手に念を押すときの言葉です。感想の途中に挟むと、どこかちぐはぐに聞こえます。
付き合って半年の彼は埼玉の出身で、これまでのメッセージはずっと標準語でした。私自身も、東京に出てきてからは標準語で話すのが癖になっていて、彼との会話で関西弁を使うことはほとんどありません。
その日を境に、彼のメッセージには関西弁が混ざるようになりました。「それな、知らんけど」「明日も仕事やで、ほんまに」。どれも少しずつ、使いどころがずれています。
頭に浮かんだ同期の名前
3週間も続くと、笑ってばかりもいられなくなりました。誰かの口癖が、うつっているのではないか。
思い当たるのは、少し前に彼が話していた同期のことです。「大阪出身の西田って同期がいて、よく飯行くんだよね」。西田さんがどんな人なのか、私は何も知りませんでした。
一度気になると、メッセージの1つ1つが違って見えます。「おおきにやで」と届いた日は、入力欄に何も打てないまま、しばらく画面を眺めていました。
彼と食事をしているのは、どんな人なのだろう。その人は、彼の前でどんなふうに話すのだろう。迷った末に、私は短いメッセージを打ち始めました。
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送ってしまった問い


























