
「別れたい」に彼の既読は3秒→3日後に届いた禁煙外来の予約票の写真に、私はどう返した?
コラム
既読がついたのは、送ってすぐのこと。それなのに、返事は1日たっても2日たっても届きませんでした。別れ話さえ流されるのだと、私は思い始めていました。
送信ボタンを押した直後、画面に既読の表示がつきました。送ったのは「別れたい」。何日も悩み、何度も打ち直した末の一言です。返事を待つ間、ソファの上でスマホを握ったまま座っていました。
積み重なった「今度こそ」
付き合って2年になる彼は、明るくて優しい人です。ただ、約束を守るのが苦手でした。
記念日の店を予約すると言って忘れていたこと。片づけると言った部屋が、何か月もそのままだったこと。煙草をやめると言ったのも、もう3回目でした。そのたびに彼は「今度こそ」と言い、私はそれを信じてきました。
決め手になったのは、私の誕生日です。一緒に食事をする約束に、彼は仕事の付き合いで2時間遅れてきました。謝る彼の上着からは、やめたはずの煙草のにおいがしていました。
帰ってから、もう信じるのに疲れたのだと、自分でもはっきり分かりました。
3秒の既読、そのあとの沈黙
「別れたい」と送ったのは、誕生日から数日たってからでした。3秒もたたないうちに既読がつき、それきり何も届きません。
怒っているのだろうか。それとも、どうでもいいと思われているのか。1日目は、通知が鳴るたびに画面を確かめました。
2日目、我慢できずに「何か言ってよ」と送りました。既読はまたすぐにつきました。けれど、やはり返事はありません。
別れ話にさえ、向き合ってもらえないのかもしれない。そう思うと、悔しさのほうが大きくなっていきました。
3日目、仕事帰りの電車の中で、ようやく通知が鳴りました。
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届いた1枚の写真


























