「着いた?」が3時間未読の彼→「俺は大丈夫」と届いた翌日、カフェで見た絆創膏だらけの手

コラム

「俺は大丈夫」の短い返事

続けて彼から届いたのは、短いメッセージでした。
「ごめん、スマホが壊れた。俺は大丈夫。明日、説明させて」
無事だと分かって、ソファに座り込みました。けれど、何があったのかは書いてありません。どうしてスマホが壊れたのか。なぜ、わざわざ「大丈夫」と書くのか。その日はほとんど眠れませんでした。
翌日、待ち合わせのカフェに先に着いていた彼は、テーブルの上にスマホを置いていました。画面には、蜘蛛の巣のようなひびが広がっていました。
そして、コーヒーカップを持つ彼の両手には、絆創膏がいくつも貼られていました。

そして...

「その手、どうしたの」
思わず声が大きくなりました。彼は自分の手を見下ろして、少し困ったように笑いました。
「話すと長くなるんだけど」
彼の話を聞き終えたとき、3時間の不安はどこかへ消えていました。私は「先にそれを書いてよ」と言って、絆創膏だらけの彼の手を軽く叩きました。
あの夜、帰り道の25分で、彼にいったい何があったのでしょうか。
(20代女性・美容部員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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