
返事は必ず翌日の18時過ぎの彼に「私と話すの、面倒になった?」→帰りの電車に届いた長い答え
コラム
スクロールしても、彼からの文面はなかなか終わりませんでした。そこには、私がひと月前に何気なく送った言葉まで書かれていたのです。私は電車の中で、何度も目元をぬぐいました。
送信ボタンを押してから、私はスマホを伏せました。彼に送ったのは、ずっと聞けずにいた問いかけです。既読はすぐについたのに、画面はそれきり動きません。答えが届くのは、どうせ明日の同じ時刻なのだと分かっていました。
いつも同じ時刻に届く返事
付き合って10か月の涼介は、返事のタイミングが決まっている人でした。
私が送ったメッセージは、すぐに既読になります。けれど返事が来るのは、決まって次の日の18時過ぎです。どんなに短い内容でも、それは変わりませんでした。
「明日空いてる?」のような質問でも、答えが届くのは翌日です。予定を決めるのに、いつも丸1日かかっていました。
既読なのに届かない言葉
その頃、私は仕事でうまくいかないことが続いていました。「今日ね、仕事でちょっと落ち込むことがあって」と送ったときも、既読はすぐについたのに、返事はありません。
一番話を聞いてほしいときに、彼は次の日まで黙っている。読んでいるのに返してくれないのは、私の話に興味がないからではないか。そう思うようになりました。
ある日、ついに送ってしまいました。
「私と話すの、面倒になった?」
すぐに既読がつき、それきり画面は動きませんでした。
次の日、私は1日中スマホを気にしていました。帰りの電車で画面を開いたとき、通知が1件届いたのです。
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スクロールしても終わらない文面


























