
「落ち着いたら返す」から10日→「もう待つのやめるね」と打ちかけた私に届いた3件の間取り図
コラム
待つと決めたはずの10日間。短い「おつかれ」だけが並ぶ画面を前に、私は送るつもりのなかった言葉を打ちかけていました。送信ボタンに触れる直前、彼からの通知が鳴りました。
スマホの画面に、自分の送った長いメッセージが残っていました。その下に並ぶ彼の返事は、たった一言。「落ち着いたら返す」。あれから、もうすぐ10日がたとうとしていました。
送った「これからの話」
付き合って2年になる彼とは、会うのは週末だけ。一緒にいる時間は居心地がいいのに、先の話になると、彼はいつも笑って話を変えていました。
友人の結婚式の帰り道、勇気を出して送ったのが「これからのこと、ちゃんと考えてる?私はちゃんと話したい」というメッセージです。
既読はすぐにつき、少しして「落ち着いたら返す」と届きました。何が落ち着くのかは分からないまま、「分かった、待ってる」と返しました。
短い返事だけが続く10日間
その翌日から、彼の返事は「おつかれ」「おやすみ」ばかりになりました。週末に会おうと誘っても「ごめん、今週は用事」。それが2回続きました。
5日、7日と過ぎても、あのメッセージへの返事は届きません。待つと言ったのは私です。それでも、何を待っているのか分からない時間は、思っていたよりずっと長く感じられました。
10日目には、答えはもう出ているのかもしれないと思い始めていました。返事をしないことが、彼なりの返事なのかもしれない。
11日目、送信欄に「もう待つのやめるね」と打ちかけたところで、通知が鳴りました。
次のページへ
並んでいた「ペット可」


























