「来月、両親に会ってほしい」から5日、既読のまま返事のない彼→6日目に届いた手描きの家系図

コラム

既読がついてから、画面の中の時間だけが止まったようでした。断られるのを覚悟し始めた6日目、ようやく届いたのは、短い文面と1枚の写真でした。

実家の母から電話がかかってきたのは、仕事から帰ってすぐのことでした。「彼、来月来られそう?」と聞かれ、私は曖昧に笑ってごまかしました。彼に送ったメッセージには、既読がついたまま返事がなかったからです。

送ったメッセージ

彼とは付き合って2年になります。そろそろ将来の話をしてもいい頃だと、私は思っていました。

1週間ほど前、母から「一度、連れてきなさいよ」と言われたのをきっかけに、思い切って送りました。

「来月、両親に会ってほしい」

既読はすぐにつきました。いつもなら、少なくともその日のうちに返事が来ます。けれどその日、彼からの返事はありませんでした。

既読のまま5日

次の日も、その次の日も、画面は変わりませんでした。

ほかの話題を送るのもためらわれて、私は彼とのチャットを開いては閉じるだけでした。電話をかけようかとも思いましたが、答えを聞くのが怖くて、発信ボタンを押せません。

結婚までは考えていなかったのだろうか。私の家族に会うのが、そんなに嫌なのだろうか。今頃、どう断ろうかと悩んでいるのかもしれない。

5日目、母からの電話をやり過ごしたあと、私は短いメッセージを送りました。

「無理なら、無理って言ってね」

送信して、スマホを裏返しました。

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6日目の写真
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