「これ、元カノ。重くない?」と笑う彼→元カノに「たぶん、私のも同じです」と返した私が気づいたこと

コラム

何度も下書きを書き直して、彼の元カノに送ったメッセージ。返ってきたのは、思いがけない問いかけでした。答えを打つ前に、私は彼とのチャットを開いていました。

その数日前、彼の部屋のソファで彼が差し出したスマホには、彼と元カノのやりとりが映っていました。画面の上半分を埋める元カノの長いメッセージに、彼の返事はどれも短く添えられているだけ。そのやりとりに、なぜか見覚えがありました。

笑いながら見せられたスクショ

彼と付き合って半年ほど。その日も並んでテレビを見ていると、彼がスマホを差し出して言いました。

「これ、元カノ。重くない?」

スクショには、「明日の面接、履歴書と印鑑忘れないでね。応援してる」という元カノのメッセージ。その下に、「わかってる」とだけ返っていました。

「友達に見せたらウケてた」

彼は笑いながら次のスクショへ指を滑らせましたが、私は一緒に笑う気にはなれませんでした。私も彼に「歯医者の予約、忘れないでね」と送ったばかりで、その返事も「ん」だけだったからです。

同じ猫のアイコン

彼の友達の前で、私の送ったメッセージも読まれているのかもしれない。そう考えると、スクショの向こうの元カノのことが他人事に思えなくなりました。

自分が元カノの立場なら、知らないままでいるほうが嫌なはずだと考えたのです。数日迷った末に彼のフォロー一覧をたどると、スクショと同じ猫のアイコンが見つかりました。

下書きは何度も書き直すことに。彼への不満が混じった文面は消し、事情だけを伝える形に整えました。送ったのは、この2通です。

「突然ごめんなさい。あなたの元彼と、今お付き合いしている者です」

「少しだけ、お話しさせてもらえませんか」

返ってきたのは、丁寧すぎるほどの敬語。警戒されて当然だと思いながら、用件を打ち込みました。

「彼が、あなたとのやりとりのスクショを私に見せてきました」

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私に向けられた問い
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