
「惣菜は手抜きすぎる」妻にそう言い続けた俺→全部惣菜の日に爆食して夜に気づいたこと
ライフスタイル
共働きで毎日慌ただしく過ごしていると、食卓のことを深く考える余裕がなくなっていきます。帰宅すれば夕食が並んでいる。それが当たり前になっていた夫が、妻の行動をきっかけに自分を見つめ直したエピソードをご紹介します。
「手抜き」という言葉
妻と同じ時間に帰宅する日が多いにもかかわらず、夕食の準備は妻に任せきりでした。キッチンに立つ妻の背中を見ながら、自分はソファでくつろいでいる。そんな日々が、いつの間にか定着していたのです。
惣菜が食卓に並ぶと、つい「また惣菜?手抜きすぎる」と口にしていました。笑いながら言っていたつもりで、深く考えてはいなかったのです。その言葉が妻にどう届いているかを、想像しようとすらしていませんでした。疲れた体で準備してくれている相手に対して、なんと無神経だったのか。当時の自分には、まるでわかっていませんでした。
全部惣菜だった日
ある夜の食卓に、いつもより品数の多いおかずが並んでいました。唐揚げ、煮物、サラダ。どれもおいしくて、気がつけばいつもより多く食べていたほどです。
食事も終わりかけたころ、妻がぽつりと「今日のおかず、全部惣菜なんだけど」と言いました。自分ではまったく気づいていなかったのです。お皿に盛りつけられ、ちゃんと食卓に並んでいる。それだけで十分においしく、何の不満もありませんでした。
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妻の毎日を初めて考えた

























