2014.08.21 更新PR

ノーマルな彼をSMにいざなう方法(S編)・4選


SMに限ったことではありませんが、いくらそれっぽいことをしてみたいと考えても、パートナーが興味を持ってくれなければ始まりません。強引にやったとしても、それが原因で距離を置かれてしまう……なんてことも十分あり得ます。
今回は前回に引き続き、SM愛好者が多く集まる現場に長年身を置く筆者がこれまで見聞きしたことをもとに、ノーマルな彼をSMにいざなう方法をご紹介します。今回は「彼をSにする」手段です。
セックスのとき、パートナーが自分のテクニックで感じてくれるのは男女問わずうれしいことですが、特にSの場合は主導権を握りたいという欲求からその傾向がさらに強くなります。これを逆手に取り、セックスのときにわざと反応を大きくし、相手の支配欲をくすぐるテがあります。あまりにワザとらしかったり突然すぎたりすると逆効果ですので、反応を見ながら少しずつ変えていきましょう。
1にも関連しますが、あえて自分から不自由な体勢をとったり、苦しそうな表情をすることで、相手の支配欲を引きだせることもあります。服がうまく脱げないフリをして背中に腕をまわしたままにしてみたり、その格好で顔をしかめてみたり……「イタズラしてみたい」と思わせることができればシメたものです。
視線の位置関係が引きだす効果には無視できないものがあります。上から見下ろされ続けると自然と受け身になってしまうものですし、逆に見上げられるとその人よりも立場が上になったような気になります。そうしたとき、すぐにS的な態度をとれるようになるかどうかはまたべつの話ですが、これを繰り返すことで、「相手よりも自分のほうが優位」なのだと彼に思いこませるようにしましょう。SMやそれっぽい行為をするときのハードルが低くなります。
ミもフタもない解決策ですが、カミングアウトしてしまうのもひとつのテです。女性の場合は男性に比べて、Mになってみたいと打ち明けてもそれほど引かれることはありません。草食系と呼ばれる男性が多い昨今ですが、ベッドの上でぐらいは女性を支配したいと考える向きは少なくありません。最初からいきなり痛いこと、熱いことなど極端な願望を伝えるのでない限りは、興味を持ってもらえることも多いでしょう。相手の性格なども考慮しつつ、小出しに話してみるのがおすすめです。
男女の体のつくりの違いや、いまだに根強く残る「男性は能動で女性は受動」というセックスの際の役割分担傾向を考えれば、男性をSにすることはそう難しくありません。しかしM男性からたまに聞くのが「彼女のMっぷりが羨ましくなって自分もMに目覚めてしまった」という意見。そう、Sでいつづけるのは意外と大変なことなのです。もしもうまくパートナーがSになってくれた場合でも、ときどきは優しくリードして労わってあげて下さいね。
 
(早川舞/ハウコレ)
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