
「別れても友達でいよう」と言った彼。毎年のキャンプ場で、空いた椅子を見ながら仲間が口にした一言
コラム
キャンプで聞いた一言
彼も来るなら、どんな顔をすればいいのか。迷った末に「行きたい」と返すと、翌日に追加のメッセージがありました。
「そういえば、あいつは急に仕事が入って来られないって」
当日、川沿いのキャンプ場で焚き火を囲んでいると、誘ってくれた仲間が空いた椅子を見ながら言いました。
「本当はあいつ来る予定だったんだよ」
私が「行きたい」と返した翌日に、彼は来られなくなった。それが偶然なのかどうか、私には分かりません。ただ、仕事だという説明を、そのまま信じることはできなくなりました。
そして...
「別れても友達でいよう」と言ったのは、彼のほうでした。その彼が、仕事だと言って、毎年のキャンプに姿を見せませんでした。
片付けのとき、自分の椅子をたたんで車に積み、仲間に「来年も誘ってね」と伝えました。空いていた1脚は、最後に私がたたみました。
本当はあの日、彼はどうして来なかったのでしょう。駅前のファミレスで交わしたあの約束を、彼は本当に守るつもりだったのでしょうか。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)





























