
「今、君の家の近く」と別れて1年の元カレから→窓の外を見ると、知らない女性と並んで歩いていた
コラム
部屋着のまま送った返事
女性を隣に連れたまま、別れた相手を呼び出す。そんな場面に、どんな顔で出ていけばいいのか見当がつきません。隣の人は誰なのか。なぜ2人そろって、この建物の前まで来たのか。部屋着のまま聞きに行けるような話だとは、とても思えませんでした。
「ごめん、今は無理」
送信してから、もう一度カーテンの隙間をのぞきました。女性が元カレに何か話しかけ、元カレが小さくうなずいています。何を話しているのかまでは、窓越しには聞こえません。
「わかった」
返ってきたのは、それだけでした。カーテンを閉めて窓から離れ、床に座り込んだまま、閉じたカーテンの端をしばらく見ていました。
そして...
どのくらいたったのか、スマホがまた鳴りました。
「ポスト、見ておいて」
カーテンをめくると、通りにはもう誰もいません。サンダルをつっかけて、建物の入り口の集合ポストへ下りました。
入っていたのは、封筒が1つ。中には小さな鈴のついた鍵と、短い手紙が入っていました。付き合っていた頃に渡した、この部屋の合鍵です。手紙にあったのは、長いあいだ返さずにいたことへのお詫びだけでした。
鍵は、1年ぶりに私の手元へ戻ってきました。それでも、元カレへの返事は打たないまま。郵送でも済んだはずの鍵を、元カレはなぜあの女性と2人で届けに来たのでしょうか。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)































