「この方、条件外ですよね?」結婚相談所の担当者が紹介し続けた人→3人目で気づいた共通点

コラム

「考えておきますね」と言われたのに、次に差し出されたシートもまた年上の男性。条件を伝えたはずの担当者への信頼は、もうほとんど残っていませんでした。

面談シートの希望条件の欄に、ペンを走らせました。年齢は、年下の人。結婚相談所に入会した日、担当者にもそう伝えました。それなのに、最初に差し出されたプロフィールの年齢は、私と同じ数字でした。

1人目は、同い年の人

年下のほうが、なんとなく気楽そう。条件を書いたときは、その程度にしか考えていませんでした。それでも、伝えた条件と違う人を紹介されたことは引っかかります。担当者に勧められるまま、会うことだけは決めました。

会ってみると、話しやすい人ではありました。ただ、帰り道に浮かぶのは、どうして年下ではないのかということばかり。報告の面談でそう伝えると、担当者はうなずいて次のプロフィールを用意してくれました。

2人目は、3つ上の人

面談室で差し出された2人目のシートを見て、年齢の欄を二度見直しました。私より3つ上の男性。

「この方、条件外ですよね?」

シートを指で押さえたまま聞くと、担当者は慌てる様子もなくうなずきました。

「はい、外れています」

そう認めたうえで、担当者は続けます。

「それでも、一度会ってみてもらえませんか」

外れていると分かっていて、なぜ勧めるのか。条件を書かせたのは何のためだったのか。疑問を飲み込んだまま、会うことだけは引き受けました。

食事のあとの報告で、今度ははっきり伝えました。

「次は、条件どおりの方でお願いします」

「考えておきますね」

そう言った担当者が数日後に差し出したのは、3人目のシート。年齢の欄に目を落としたあと、思わず担当者の顔を見ていました。

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