
「SNSで彼氏アピールするな」と送ってきた彼→同じ水族館の投稿には「今日もひとりで」
コラム
水族館の帰りに届いた、彼からの短い一行。その言葉の意味を、私はその夜のうちに知ることになります。
水族館の半券を2枚並べて撮り、投稿ボタンを押しました。説明文は「彼と水族館。クラゲがきれいだった」。家に着いてからも続いていた楽しさを、少しだけ残しておきたかったのです。数分後、スマホに届いたのは彼からのメッセージでした。
届いたのは、短い一行だけ
付き合って8か月になる彼とは、休日のたびにどこかへ出かけていました。水族館を選ぶのはいつも彼で、その日もクラゲの水槽の前で、長いあいだ写真を撮っていました。
画面に表示されたのは「SNSで彼氏アピールするな」という一行でした。
写っているのは半券だけで、顔も名前も出していません。「アピールって、チケットの写真だけだよ?」と返すと、すぐに「彼って書くのやめて」と届きました。
言い返す文章をいくつか打って、どれも送らずじまいでした。説明文から「彼と」を削り、「水族館。クラゲがきれいだった」だけにしたのです。削ったのは短い一語なのに、投稿全体がよそよそしく見えました。
クラゲの写真に添えられた一言
投稿の場所の表示を、何気なくタップしました。同じ水族館で撮られた写真が新しい順に並び、自分の投稿のすぐ下に、見覚えのある円柱の水槽がありました。
クラゲの写真に添えられていたのは「今日もひとりで」。水槽のガラスには、白いニットの袖と、からし色のパーカーがうっすら映っていました。どちらも、その日の私と彼の服でした。
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「独身」のプロフィールと、長い間




























