「距離を置きたい」と彼女に送った俺が、親友にだけ打ち明けていた来月の引っ越しの事情

コラム

親友が送ったスクショと、彼女からの一言

彼女に送ってから1週間がたったころ、親友から電話がかかってきました。

「この前のやりとり、彼女に送った。怒っていいよ。でも、あのままはなしだろ」

文句を言いかけたとき、彼女とのチャットに新しいメッセージが届いていることに気づきました。

「部屋、引き払うって本当?」

1週間ぶりの彼女の言葉です。親友がどの画面を送ったのかは、それだけで分かりました。何も言わずにいなくなるつもりだと思われても仕方がない。そう読める言葉を書いたのは、俺自身です。すぐに、こう返しました。

「本当。ちゃんと話す。電話していい?」

「うん」と返ってきて、すぐに通話ボタンを押しました。

そして...

電話で、転勤のことを最初から話しました。ついてきてほしいと言えば仕事をあきらめさせる。待っていてと言えば、先の見えないまま待たせる。だから1人で決めようとした、と伝えると、彼女はしばらく黙ってから言いました。

「それ、私に聞かないで決めることじゃないよね」

どう答えるか考えているうちに、電話の向こうで鼻をすする音がしました。

俺が怖かったのは、彼女に何かをあきらめさせることより、ついてきてほしいと言って断られることだったのかもしれません。

引っ越しの日は変わりません。ただ、これからどうするかは、今は彼女と2人で話しています。

(20代男性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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