
付き合って半年、彼がトークで私を「相棒」と呼ぶ→寂しくて打った一言に、届いた「俺にとって相棒って、」
コラム
「寂しい思いさせてたなら、ごめん。でも、ちゃんと聞いてほしい」。いつもより改まった返事のあとに届いた長いメッセージは、通知に書き出しだけが見えていました。
スマホの通知を開くと、彼からお礼のメッセージが届いていました。文面の中で、私はまた名前ではなく「相棒」と呼ばれていました。そのたびに、喜んでいいのか分からなくなっていました。
「相棒」と呼ばれる私
彼とは同じ会社の別部署で知り合い、付き合いはじめて半年になります。優しくて気が利く人ですが、ひとつだけ気になっていることがありました。
メッセージの中で、彼は私を「相棒」と呼ぶのです。
その日も、彼に頼まれて取引先との会食のお店を探したところでした。候補を3つ送ると、すぐに返事が届きました。
「さすが相棒、助かった」
お礼を言われるのはうれしいはずなのに、「相棒」の部分だけが妙に目に残りました。仕事仲間に送るような言葉に見えたのです。
友だちの画面と比べて
週末、学生時代の友だちとご飯に行きました。友だちが彼氏とのやりとりを見せてくれると、そこには「かわいい」「会いたい」が当たり前のように並んでいました。
帰りの電車で、私は自分のトークをさかのぼってみました。
「相棒のおかげで間に合った」
「相棒、今日もお疲れ」
見返すほど、恋人というより頼れる同僚とのやりとりに見えてきます。彼にとって私は、本当に彼女なのだろうか。窓に映る自分の顔が、やけに頼りなく見えました。
家に着くと、彼からまた「相棒、今日もお疲れ」と届きました。とうとう本音を打ったのは、そのときです。
「ねえ、相棒って、なんだか友だちみたいでちょっと寂しいな」
送信してから、取り消そうか迷いました。でも既読は、もうついていました。
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改まった返事




























