休憩中はスマホを伏せていた俺→彼女の「今日、食堂にいたよね」で打ち明けた、隅の席の覚悟

コラム

隅の席で見られていた

その日も同じように過ごし、休憩の終わりに「ごめん、ちょっとバタバタしてた」と送りました。

仕事の片付けをしているとき、彼女から届いたのが「今日、食堂にいたよね」でした。

すぐに開きました。参考書を広げているところを、きっと全部見られていた。もう、ごまかす言葉は浮かびませんでした。
「見られてたか。ちゃんと話すから、帰り少し時間ある?」
送ると、彼女からすぐに「うん」と返ってきました。

そして...

駅までの道で、去年落ちたこと、もう一度受けること、受かったら言うつもりだったことを話しました。結婚という言葉だけは、まだ口にしませんでした。

彼女は「バタバタって、毎日同じ文面だったよ」と笑い、「心配したんだからね」と付け加えました。

試験はまだ先です。既読がつかなかったあの40分は、彼女との休憩中のやりとりを、この先何十年も続けるために使っていた時間でした。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

  • X
  • Line