
既読の時間が毎回違う彼→卓上カレンダーに記録した1か月、見えてきた規則性
コラム
4日と2日。1か月分の記録に浮かんだ並びは、何度数え直しても崩れませんでした。思い切って理由を聞いた私に、彼が返してきたのは短い返事だけでした。
卓上カレンダーの余白に、小さな数字がびっしり並んでいました。書き込んだのは、彼に送ったメッセージに既読がついた時刻です。1か月分を見渡したとき、私はペンを握ったまま、しばらく数字の並びを見つめていました。
ばらばらな既読
彼とは付き合って半年になります。自分のことを、あまり話さない人でした。
寝る前に「おやすみ。明日も頑張ろうね」と送るのが、私の習慣です。書き込みを始めるより少し前から、そのメッセージに既読がつく時刻がばらばらになりました。送ってすぐに既読になる日もあれば、日付が変わってずいぶんたってから既読になる日もあります。
返事は、たいてい私が目を覚ます頃に届いていました。
「おはよう。今日もがんばって」
文面は優しいのに、既読から返事までの長い空白が、どうしても気になりました。
書き込み始めたカレンダー
気にしすぎだと分かっていても、確かめずにはいられませんでした。私は机の卓上カレンダーに、既読がついた時刻を書き込むことにしたのです。
1日目、2日目と続けるうちに、余白は数字で埋まっていきました。
1か月がたった日、私はカレンダーを机の上に広げ、数字の横に印をつけていきました。日付が変わってから既読がつく日が4日続くと、すぐに既読がつく日が2日。そしてまた、遅い既読が4日。
その並びは、1か月の間一度も崩れていませんでした。
次のページへ
決まった周期の意味




























