
「友達に俺の悪口言ってるだろ」と言った俺→彼女がお手洗いに立った間に、友達に見せられた画面
コラム
彼女がお手洗いに立つと、向かいに座る彼女の友達がスマホをこちらに向けました。悪口だと思っているなら続きも読んで、と言われた画面に並んでいたのは、思ってもいない言葉でした。
始まりは数日前。俺の部屋で映画を見ていると、テーブルの上の彼女のスマホが光りました。画面に浮かんだ通知に、俺は思わず目をやってしまいます。そこから先の映画は、ほとんど頭に入りませんでした。
通知に見えた言葉
「友達に俺の悪口言ってるだろ」
エンドロールが流れるのを待って、俺は切り出しました。
「言ってないよ」
「見えたんだよ、通知」
否定する彼女に、俺はそう言い返しました。
通知には「それ、彼氏ひどくない?」とありました。
記念日を忘れたのは俺です。
責められても仕方がないのに、知らない相手にまで責められている気がして、腹が立ったのでした。
彼女が友達に何を話したのか、確かめもせずに決めつけていたのです。
彼女の説明は、腕を組んだまま聞き流しました。
「じゃあ、その友達に会わせてよ」
笑わない友達
そう頼んだ数日後、駅前のカフェで彼女の友達と向かい合いました。
友達はあいさつこそ丁寧でしたが、にこりともしません。
やっぱり嫌われていると思い、俺はメニューを持ったまま友達の顔をうかがっていました。
注文したケーキにも、ほとんど手をつけられません。
彼女ばかりが話題を探していて、申し訳なさだけが積もっていきました。
「ちょっとお手洗い行ってくるね」
彼女が離れると、友達はすぐにスマホを取り出しました。
「悪口だと思ってるなら、この続きも読んで」
差し出された画面には、あの通知のあとのやりとりが残っていたのです。
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画面の続き





























