
「お願い、彼氏のふりをして」と友人に頼まれた俺→部屋に来た彼が、紙袋を置いて言った一言
コラム
本気だと分かった声
「悪いけど、今すぐ帰ってくれる?」
声を荒らげたわけではありません。けれど、笑ってごまかせるような空気ではありませんでした。
友人が「待って、これは」と言いかけると、彼は「あとで聞く」とだけ返しました。友人はそれ以上何も言わず、テーブルの紙袋に目を落としていました。
彼はソファに置いてあった俺のコートを手に取り、玄関まで歩いていきます。ドアを開けて押さえたまま、コートを俺に差し出しました。
俺は靴をつっかけて外に出ました。振り返ると、彼は軽く頭を下げてから、ドアを閉めたのです。
そして...
マンションの前で、しばらく友人の部屋の窓を見上げていました。カーテンは閉まったままで、中の様子は分かりません。
駅に向かう途中、友人から「ごめん。今は説明できない」とメッセージが届きました。「大丈夫?」とだけ返しましたが、返事は来ないままでした。
彼氏のふりをしただけの俺を、彼はなぜあれほど本気で追い出したのか。テーブルに置かれたあの紙袋には、何が入っていたのでしょうか。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























