姉に理由も書かず5万を頼んだ俺が、母に口止めをしていたわけ

コラム

「振り込む。領収書は私にも送って」

姉からは「振り込む。領収書は私にも送って」と届きました。責める言葉はありませんでした。代わりに領収書という条件が付いていました。俺は「わかった」とだけ返しました。ありがとうも、ごめんも、打ちかけて消しました。工事の間、母は業者に「息子が全部やってくれて」と繰り返していました。俺が姉に隠したかったのは、その言葉に見合う金を自分が持っていないことでした。

そして...

領収書の写真は、振込を確かめてから送りました。8万という数字を見て姉が何を思ったのかは、書かれていません。俺は封筒を1枚用意し、表に姉の名前を書きました。中に入れる額を5万にするか、10年前の分を足すか、まだ決められないまま机に置いてあります。

(30代男性・工場勤務)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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