
「彼氏できたら紹介してね」と言っていた友人が、カフェで彼に会った日から私を避けるようになった
コラム
「よかった」の返事
次の日、焼き菓子の写真を添えてメッセージを送りました。
「この前はありがとう。お菓子、2人でおいしく食べたよ」
返ってきたのは「よかった」の返事だけでした。
ランチに誘っても「ごめん、ちょっと仕事たまってて」と断られ、それが1週間続きました。休憩中顔を合わせても、友人はマグカップを手にしたまま先に出ていってしまいました。
彼の印象がよくなかったのか、それとも私が何か気に障ることを言ってしまったのか。帰りの電車であのカフェでの会話を最初からなぞっても、思い当たる場面は見つかりませんでした。
そして...
エレベーターホールで2人きりになったとき、思い切って聞きました。
「私、何かしちゃった?」
友人は階数表示を見上げたまま、少し間を置きました。
「違うの。少しだけ時間ちょうだい」
到着したエレベーターには乗らず、友人は階段のほうへ歩いていきました。
私のせいではないと言われても、気持ちは晴れませんでした。時間がほしいのは、私に対してなのか、それとも別の何かに対してなのか。スマホの画面には、「よかった」の返事が一番下に残ったままでした。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























