
「結婚しようか」と送ってきた彼に「本気?」と返したら、既読のまま5分後、インターホンが鳴った
コラム
モニターに映ったスーツ姿
モニターに映っていたのは、スーツ姿で引き出物の紙袋を提げた彼でした。二次会の会場からここまでは、電車で数駅かかるはずです。
オートロックを開けて玄関で待つと、廊下を歩く足音のあと、ドアの前に彼が立ちました。
「本気だから来た」
顔は赤くもなく、お酒のにおいもしません。それでも、あの軽く見えた一行と、目の前の彼がうまく重なりませんでした。
「じゃあ、ちゃんと言って」
彼は上着の内ポケットから紺色の小さな箱を取り出し、ふたを開けました。
「結婚してください」
差し出された箱は、角の布が白く擦れていました。
そして...
たたみかけのタオルは、ソファの上に置いたままでした。玄関に立つ彼の顔と、白く擦れた箱の角を、交互に見ていました。
どうして「本気?」に既読をつけたまま、5分も返事をくれなかったのか。この箱を、彼はいつからポケットに入れていたのか。答える前に、聞きたいことが2つありました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























