「おやすみ」の句点が5つになった日、俺が彼女に送り続けていたのは限界の合図だった

コラム

5つ目の句点のあとで

句点が5つになった日は仕分けの荷物が多く、特にきつい一日でした。彼女に返信していたところまでは覚えていますが、その先の記憶がありません。
目覚ましで起きると、彼女からメッセージが届いていました。
「最近、おやすみの句点が増えてるよね。私、何かしちゃった?」
その上には、俺が送った「おやすみ。。。。。」。句点が5つ並んでいました。
彼女はこれを、怒りの印だと受け取っていたのです。俺が眠り込んでいる間、彼女はずっと考え込んでいたのかもしれません。

そして...

アルバイトへ向かう電車で、急いで返信しました。
「ごめん、ちゃんと説明させて。今日の帰り、電話してもいい?」
帰り道の電話で、俺はアルバイトのことも、句点の正体も全部話しました。引っ越しの資金が半分まで貯まっていることもです。彼女は少し間を置いて「眠いなら眠いって言ってよ」と笑いましたが、その声はいつもより小さく聞こえました。
今は眠くなったら、素直に「先に寝るね」と送っています。あの5つの句点は怒りの印ではなく、彼女の町へ近づくために削った眠りの跡だったのです。
(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

彼からの「お前のメッセージ、重いんだけど」に、スタンプ1個で返しつづけた→1週間後、長文が届いた

  • X
  • Line