
「飲み会に彼女を呼ぶ男は無理」と言った彼が、職場の飲み会に私を呼んだ→座敷で「彼女です」
コラム
座敷の手前に座っていた人
座敷には、10人ほどの人がいました。いちばん手前に座っていた年上の男性が、私を見て目を丸くします。彼が小声で「先輩」と教えてくれました。
「彼女です」
彼がそう言うと、座敷のあちこちから「え!」と声が上がりました。先輩は少し間をおいてから笑いました。
「わざわざありがとうね」
私が頭を下げてあいさつすると、座敷はまた笑い声に包まれたのです。彼にすすめられてウーロン茶を1杯だけ飲み、15分ほどで店を出ました。
誰に何を聞かれたわけでもなく、私がしたのは本当にあいさつだけでした。
そして...
駅までの道で、彼は「助かった」とだけ言いました。何が助かったのかと聞いても、前を向いたまま「今度ちゃんと話す」と返すばかりです。
「飲み会に彼女を呼ぶ男は無理」と言っていたはずの彼が、どうして私をあの座敷に呼んだのか。
あいさつしかしていない私は、いったい何から彼を助けたのでしょうか。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























