同棲中の彼が私のバッグを勝手に売った→クローゼットの前で差し出されたレシートに怒りが止まらない

コラム

全部いつ買ったか覚えてる

レシートの日付は先週でした。私が仕事に出ている間に、彼が棚から下ろして運び出していたことになります。何も知らずに笑って過ごしていた数日まで、なかったことにしたくなりました。

「あのバッグ、全部いつ買ったか覚えてるの」

初めてのボーナスが出た日。資格試験に受かった日。初めて大きな案件を最後までやり切った日。25歳の誕生日。持ち出す日は少なくても、棚を見上げるたびに、次も頑張ろうと思えたのです。

1つずつ話しても、彼は頭をかきながら言いました。

「でも使ってなかったじゃん」

使っていたかどうかを、どうして彼が決めるのでしょう。話すほどに怒りがふくらみ、テーブルを叩きそうになる手を握りこみました。

「何に使ったの?」

彼は少し考えるような顔をしてから、車の鍵をつかんで玄関を出ていきました。

そして...

開いたままのクローゼットの前に座り込み、くしゃくしゃになったレシートをもう一度広げました。4つのバッグが、3万8000円という数字になってしまったこと。そのお金を、彼が相談もなく使い切ったこと。どちらも、まだ受け止められずにいます。

それでも、このまま済ませるつもりはありません。彼が戻ったら、このレシートの店で買い戻してもらう。そう決めて、レシートの折れ目を伸ばしました。

玄関のドアが閉まってから、ずっと同じことを考えていました。私の大事なバッグは、いったい何に変わってしまったのでしょうか。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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