飲み会中に届いた親友の「いま電話できる?」→30分後、店の外に出た私に「ごめん、やっぱり大丈夫」

コラム

返ってきたのはお礼の言葉

「昨日、本当にごめん」

そう言った私に、電話の向こうで親友が小さく笑ったのが聞こえました。

「もう大丈夫」

いつもの明るい声に、まずはほっとしました。それでも、何があったのかを聞いて返ってくるのは同じ言葉だけ。踏み込んでいいのか分からず、口から出たのは用意していなかった言葉でした。

「これからは、何回でもかけ直すから」

少し間があってから、親友は言いました。

「ありがとね」

謝ったのはこちらなのに、お礼を言われる理由が分からないまま電話は終わりました。

そして...

あれから2か月。電話のたびに「あのときはごめんね」と謝る私に、親友は「まだ言ってる」と笑います。この前は「今度、ちゃんと話すね」とだけ言われました。

あの日の発信履歴は、消せないまま残っています。あのとき親友は、何を話そうとしていたのでしょうか。そして、謝るばかりだった私に、なぜ「ありがとね」と言ったのでしょうか。

(20代女性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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