「明日は10%。おやすみ」と毎晩届く→ある日の「80%、折りたたみ持った?」に、私が聞いたこと

コラム

初めての質問

「80%、折りたたみ持った?」
おやすみの代わりに、初めて質問が書かれていました。
たったそれだけなのに、画面がにじんで見えなくなりました。頬をつたうものに気づいて、ようやく自分が泣いているのだと分かったのです。張りつめていた何かが、ほどけたのかもしれません。
私は玄関の傘立てから折りたたみ傘を取ってきて、鞄に入れました。
「今入れた。ありがと」
そう返してから、ずっと聞かずにいたことを打ちました。
「ねえ、どうして毎回天気を送ってくれるの?」

そして...

既読はすぐにつきました。けれど、いつもならすぐ届く返事が、なかなか来ません。
今頃、彼は何と書こうか迷っているのだろうか。それとも、性格だからと笑って返されるのだろうか。
しばらくして、ようやく通知が鳴りました。「実は」で始まるメッセージは、いつものおやすみよりずっと長く続いていました。
最後まで読んで、私はすぐに返事を打ちました。
「なにそれ。泣いちゃったじゃん。今日、仕事でいろいろあったから」
付き合ってからずっと、彼が数字を送り続けてきた本当の理由は何だったのでしょうか。

(20代女性・営業事務)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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