
「長いのは読みたくない?」と送った私に「ちゃんと読んでる」と返す彼→玄関のドアを開けて見た姿
コラム
ドアの向こうにいた彼
今日に限って、長いメッセージをすぐに読んでいる。どういうことなのか分からないまま、アパートの階段を上りました。
玄関のドアをそっと開けると、部屋の真ん中に彼の背中が見えました。ラグの上で正座をして、両手でスマホを持ち、背筋をまっすぐに伸ばしています。
画面を見つめる横顔は、仕事の資料でも読んでいるような真剣さでした。
その姿がおかしくて、私は思わず吹き出してしまいました。
そして...
私の笑い声に気づいた彼は、正座のまま振り向きました。耳まで赤くして、「見られた」とつぶやきます。
笑いながら隣に座ると、彼はスマホを伏せて、膝の上で両手をそろえました。
「笑うなよ。理由、あるんだから」
私は笑いをこらえて、彼と同じように膝をそろえました。あの長いメッセージを、彼はなぜ正座で読んでいたのでしょうか。いつも翌日まで開かなかったことと、何か関係があるのか。
(20代女性・保育士)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)































