
格好つけと思われても、俺がお釣りを募金箱に入れ続けた事情。高校時代のコンビニで女性に言われた一言
カップル
映画の帰りに言われた一言
映画の帰りに寄ったコンビニを出たところで、彼女が言いました。
「またいい人やってる」
格好つけだと思われていたのだと、そこで初めて気づきました。足を止めて振り返り、「そういうのじゃないよ」とだけ返しました。
「じゃあ何なの?」
彼女に聞き返されてコンビニの明かりに目をやると、28円を出してもらった日の店の様子が浮かんできました。話そうと口を開いたものの、ここで28円の話をしても、言い訳にしか聞こえない気がしました。
「今度ちゃんと話すから」
そう言って先に歩き出した俺が、少し情けなく思えました。
そして...
次のデートの帰りも、いつものようにお釣りを箱に入れました。レジの横で待つ彼女の顔を、まともに見られないまま。
話したのは、それから数週間後です。駅までの道で、28円の話を最後までしました。彼女は「最初からそう言ってくれたらよかったのに」とだけ言って、少し笑っていました。
今も、小銭は箱に入れています。あの一言を彼女から聞くことは、なくなりました。
(20代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)































